手紙のすゝめ その参
届け先のわからない手紙
昨年の『物語のある場所』では 届け先のわからない手紙 も投函することができました。
預かったお手紙は、瀬戸内の粟島にある 漂流郵便局 へお届けしてきました。
届け先のわからない手紙ってなんだろう? と思われるかもしれませんが、
届けたくても届けることのできないお手紙です。
たとえば、
亡くなってしまった方への手紙
ずっと先の未来の自分への手紙
過去を振り返って書き留めた手紙
などなど。。。
送りたいけれど送れない手紙たちを受け止めてくれるのが、漂流郵便局なのです。
こちらには局長さんがいらっしゃり、届いた手紙に受付印を押して、局内にある漂流私書箱に収めてくれます。
そこに収められた手紙たちは、私書箱の中を漂い流れつづけます。
自分が送った手紙を読みたくなったら、漂流郵便局を訪れて読むこともできます。
もう大丈夫とおもったら、持ち帰ることもできます。
ただ、ここに漂う3万通にものぼる手紙の中から、たった一通を探すことになるのですが。。。(意外と見つかるらしいですよ!)
今年も、漂流郵便局宛ての手紙を受け付けます。
あの人に、伝えたいことがある。
秘めた気持ちを手紙に込めて、漂流郵便局へ手紙を送ってみませんか?
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